ボート免許で最初につまずくロープワーク!~船体・設備・装備品~

ロープ

ボート免許においてはいわゆるロープワークの技術と知識も必要とされています。ボート免許の学科試験においては、イラストをみてロープワークの種類などを選択させる問題が出題されていますが、合格後の小型船舶を安全に操縦するにあたっては、現場で使いこなせることになることが求められています。デッキ上での作業やアンカーをつなぐときに必須とされるロープワーク、陸上の生活では仕事上の必要性でもない限り、専門用語ばかりのロープの特殊な結び方などは知る機会もないでしょう。そのようなことから実際の重要性は明らかなのに、初心者の段階では最初に躓くハードルのひとつになっているようです。ロープは船体と港を係留するためだけでなく、多彩なシーンで活躍します。例えばエンジンを停止できても、船体を安全に係留したり、そのつどの用途に応じてロープを自在に駆使するのは、船舶オーナーにとって必須のスキルのひとつ。

そもそもロープワークの基本は結べばほどけない、必要な時にはすぐにほどけることにあります。そのためには用途に応じて最適の種類を選択するのがロープワークのがポイント。係船ロープは船体重量相当の強度が必要とされており、アンカーロープの場合も船体重量と同等の葉弾力を必要としています。重要性で言えば救命胴衣と等しい重要性のロープですが、係船用に船長全体程度の長さを二本、前兆の倍ほどのものを二本と短いロープを二本、そしてアンカーロープや曳航用のために100m程度を救命胴衣などともに用意しておく必要があります。

このスキルを身に付けるには、よく利用される専門用語を理解し実践できるようになることがポイント。ロープのエンドは右側にあるのが基本、専門用語でメインロープというのは元綱側をさし、エンドと反対の左側に位置します。ロープワークで代表的なものにノックがあります。ロープエンドに輪や結び目を作ることで結索するというもので、もやい結びがあります。専門用語でヒッチとよばれるものは、ロープエンドをレールなどに結び付けるロープワークでデッキワークで良く使用されるものです。異なった二本のロープをつなぐロープワークがベンドです。手持ちのロープの長さが不足したり、途中で断裂した場合など非常時にも活躍するもの。ボート免許ではエンジンの機構など機械面での知識も必要となりますが、船上という特殊な環境化におけるロープの重要性から独自のロープワーク技術も重要とされているのです。